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水戸市北見町にある妙な空間。基本何かしら企画のある土日祝のみ13:00~19:00オープンです。
by kiwamari

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写真部 セルフポートレート・ワークショップ

鳥っ木ー、ますます気になります!

さて、1/9(月・祝)11:00-16:00は、キワマリ荘の写真部撮影ワークショップ③を行います。

<私を写す>と題しまして、セルフポートレート(自画像)撮影に挑戦します。自己を被写体にすることで写真と自分を見つめます。

当日はどんなものでもよいのでカメラ、筆記用具、受講料(2,750円)をお持ち下さい。
またあれば三脚、お弁当などもお持ち下さい。

お待ちしております。
# by kiwamari | 2012-01-04 17:19 | 写真部

写真部撮影ワークショップ②「ピンホールカメラのふしぎ」お知らせ 

2月からの鳥ッ木ー、気になりますねー。。。楽しみです!

さて12/11(日)は、キワマリ荘の写真部、撮影ワークショップの第2回目です。
今回は簡単なピンホールカメラを作成し、それを使って撮影。
最後にでき上がった作品をみんなで鑑賞します。

レンズが取り外しできるカメラ(一眼レフカメラ等)及び、ボディキャップとリアキャップをお持ち下さい。 ボディキャップには穴を開けてピンホールレンズを作るので、普段使っているものではなく、別途準備して下さいね。

カメラがない人にはカメラをお貸しします。
ボディキャップとレンズキャップはこちらで準備します。(受講料2,750円のほかに、材料費700〜800円程度は別途いただきます)

材料のことでわからないことがあればメールでご相談下さい。
rueterrymew@mac.com

ピンホールカメラを作って、撮影してみると、カメラのしくみ、というものがぐっと分かってきて楽しいですよ。
ぜひご参加下さい。
お待ちしております。
# by kiwamari | 2011-12-07 12:40 | 写真部

SpaceAFA New Exhibition 渡部智穂『鳥っ木ー』

SpaceAFA New  Exhibition 渡部智穂『鳥っ木ー』_d0219099_11172378.jpg

2012年2月4日(土)ー5日(日)11:00ー18:00

渡部智穂の展覧会『鳥っ木ー』(とりっきー)がは始まります。それにともない展覧会を一緒に作ってくれる勇者を募集しています。鳥を切り抜いたり、、、いや、鳥を救い出したり!!設営したり、、、いや、世界を平和にしたり!!etc
楽しい作業が目白おし。とにかく美術に興味がある人、手を動かすのが好きな人、勇者になりたい人、一度ご連絡下さい。
渡部智穂 nabechiho0711@hotmail.com

渡部智穂HP http://chihowatanabe.blogspot.com/

今回は2月からキワマリ荘SpaceAFAでオープンします展覧会 渡部智穂『鳥っ木ー』の展覧会を一緒に作っていくワークショップです。美術家、渡部智穂とお話ししながら、作品を完成させていきましょう。何か作ってみたい!、皆で何かしたい!、作品がどのようにして出来上がっていくのかみてみたい!という方是非とも無料で行いますのでいらっしゃってください。

また今回はいくつか『鳥っ木ー』にちなんだ企画をご用意しております。
後日詳細はアップされますので興味のある方是非ともお越し下さい。
質問等ありましたら、下記のアドレスまでご連絡下さい。

寺門陽平
spaceafa@gmail.com
# by kiwamari | 2011-12-04 11:19

第3回キワマリ荘の写真部・参加者募集中

初の撮影WSを終え、盛り上がっています、キワマリ荘の写真部。

さて12/2(金)18:30-21:30、第3回(作品講評ワークショップ)を開催します。
テーマ、枚数等は自由ですので、自作品をお持ち下さい。
皆さんの作品を互いに鑑賞し、ディスカッションします。
飛び込み参加大歓迎です。お待ちしております。

【講師】松本美枝子(写真家)/「SWITCH」「TVTARO」「Quick Japan」「日本カメラ」などの雑誌で撮影。「森英恵と若いアーティストたち」、「横浜フォトフェスティバル2010」などの展覧会に出品。写真集「生あたたかい言葉で」、写真詩集「生きる」が書店で発売中。

【 お問い合わせ・お申し込み】
下記メールまで、お名前、メール、電話番号をお書き添えのうえ、お申し込み下さい。
お問い合わせもメールにて随時受付けています。なお各回とも定員となり次第、〆切らせていただきます。
宛先<キワマリ荘の写真部係>rueterrymew@mac.com

【場所】水戸のキワマリ荘 住所:水戸市北見町5-16 サイト:http://kiwamari.exblog.jp/
    *駐車場はございませんのでお近くのコインパーキングをご利用下さい。

【持物】作品、筆記用具、受講料2,200円
# by kiwamari | 2011-11-30 09:57 | 写真部

キワマリTV「ゲスト:アキリカさん(路地と人)」


観ました。
管理人として思ったことをチラホラ。
まず、キワマリ荘はすでに有馬かおるさんによって「場」としては作られているので
ぼくとしては「信頼のネットワークを維持/拡張する」というのが目的だと考えています。
信頼のネットワークは「場」に依存しません。
むしろ信頼のネットワークがあればどこにでも場は作れます。
中崎透くんの「インスタントライフ」じゃありませんが、
これからは、いや、今までもずっとそうだったはずですが、
「土地」や「因習」に縛られない「信頼のネットワーク」という無形の財産こそが価値を持つはずだと思うからです。
それはどんなに大きな地震や津波がきても、我々が生きている限り壊すことはできない。

それは例えば「リアル(という言い方もカビが生えそうですが)」と「インターネット」を区別しません。
あえて乱暴な言い方をすれば「場」は私たちが身体を持って生きている限り不可避的に生成されるに過ぎない。
かといって、では今の「キワマリ荘」という場所でなくてもいいのか、と言えば、そんなことはありません。
このことは身体や愛着、執着、業といったもっと根深い問題を孕んでいるし、
場所がどこでも良い、などと考えるのは、「身体を持って生きていること」をネガティブに捉えることと同義ですから、そんなことはあり得ない。
しかし、上記のような「場」に依存的でない「信頼のネットワーク」を形成することと矛盾はありません。
「信頼」によって生まれた「場」も、「場」によって生まれた「信頼」も区別する必要はないのです。

それから、軽く分析をしてみて、例えば中崎透くんはキワマリ荘で遊戯室を開く前から、
武蔵野美術大学内で同名のスペースを運営していました。
それによって生まれたネットワーク、またプロの美術家として活動する中で生まれたネットワークを
活かしてキワマリ荘の中でスペースを運営しています。
解り易く言えば、遊戯室で展覧会を開けば、水戸、茨城以外からお客さんを呼ぶことができる。
そして最近キワマリ荘のメンバーになった松本美枝子さんは、
谷川俊太郎さんと本を出したり、有名な写真展で賞を取ったりして、写真家として名があります。
それから、水戸芸術館の高校生ウィークというワークショップでの実績もあります。
彼らはそれらを担保として、キワマリ荘の中で活動しているのです。
これは非常に重要なことです。
つまり、それぞれが「場」の中に閉じない別のサーキット(回路)」を持つということです。
なぜそれが必要かは後述します。

まれに「なぜこういうスペースを運営しているのか」と聞かれる事があります。
ぼく自身も以前はよく考えていました。
ぼくは元々、有馬かおるさんからその根拠が「消去法」(笑)という
かなり消極的な理由で管理人を受け継ぎました。
ですのでこういったスペースを運営する心構えなど何もないところから始まっています。
当初は管理人としてどう動くべきかなどよく考えていましたが、最終的に落ち着いた考えはこうです。
「特になにもする必要はない」
上のキワマリTVの中で「このカオスに秩序を持ち込んで云々」という話が出てきていましたが、
正に管理人としてのぼくの役割は、この「カオス状態を保つ」ことにあると思います。
このキワマリTVを観て気持ちを新たにしました。
というのは、「面白いこと」は(これはもちろんぼくの主観ですが)人も場もカオス的な状態からしか
生まれないと考えるからです。
予測可能なことはまあ、それなりなことにしかなりませんからね。
それが中々上手くカタチにできたのがやはり「山猫トゥナイト」でしょうか。
ただ、もちろん横山さんや美枝子さんのように秩序を担う女性たちが入ってくるのは全然、ウェルカムです。
何故なら人間が「カオス」を志向すれば、それは本来的な「カオス状態」とは違う「カオス的な秩序」という矛盾した状態になるからです。
「カオス状態」というのは、物理的に「安定した状態」ですが、
「カオス」の体をなした「志向性」は単にシミュレーションであり、
「非安定状態」であり、それは、それぞれの結論の幅をきっと狭めてしまう。
それはそれでバランスが悪いし、つまらない。
そのバランスを取り、なるべく本来的な安定状態を保つのがぼくの仕事なのでないか、という気がしています。
まあ具体的にはそれほど難しいことはなく、基本的には「来るもの拒まず、去るもの追わず」です。
表面的には「特に何もしない」方が都合がいい。
なんだかカオスカオス言いすぎてよく解らなくなってきましたね。
これはもちろん、動画の中の表現を借りた単なる比喩です。
簡単に言えば、サーキットのスタンスをなるべく広く取って、
何かと何かが、誰かと誰かが、勝手に繋がって面白いことになっていくことを邪魔したりしない、
という基本姿勢をみんな守っているということですね。
TVの中でアキリカさんが「変な大人に良いとこ取りされてない」と言っていましたが、
その変な大人に最もなり得るのは「管理人」という肩書きを持つぼくだと思いますので、
そういうことにだけはならないようにしたいですね。
スタイルや体裁に執着しない、転がる石のようなものです。
先述したそれぞれが「場」に閉じない別のサーキットを持つ必要があるのもそういう理由です。
小さすぎる拡張性の無いサーキットは持続力がなく(つまり、飽きる)、
ごく僅かな間で安定状態を保てず自滅する危険性があるのです。
今回のアキリカさんの来水も中崎くんが割とまる投げで、美枝子さんと寺ちゃんが
そのパスをしっかり受けるっていうまあこれ相当な信頼関係がないと出来ない訳です。
っておれ全然関係ないじゃん!っていうのもまたアリで。ははは。
まあ邪魔しないのが仕事、ですから。
それ仕事って言えるのかな?はははー

まあ冗談はともかく、アートを見せるとか、見るとかいうことの内には本質的に、
「見知らぬものや相容れぬ価値観に対して寛容であること」というのがあります。
解らないことを解るのではなく、解らないことを受け入れるということ。
なぜそれが重要かと言えば、極論、そうすれば世界が平和になります。
だから根本的に、統一された志向性を持ち、結果として排他的になることは、
その本質と矛盾してしまうのです。

それで、「なぜこのようなスペースを運営しているのか」という質問の答えですが、
それはやはり我々は転がる石のようなもの、それを尋ねるのは
「なぜ生きているのでしょうか」と問うことと同じ、あまり意味はありません。
ただ、「生きていること」は端的に「有限のサイクル」です。
「有限のサイクル」とは、小さな秩序的状態であり、毎朝の歯磨きと同じです。
「キワマリ荘」という「名」の「家」が持つ、歯磨きより少し大きな秩序的状態。それを誰かが知っている。
それは愛着であり、悪い言い方をすれば執着ですが、そこにしか生きているダイナミズムは有り得ない。
つまりは「憶えていること(by松本美枝子)」それが信頼のネットワークの萌芽であり、それが愛です。
いささか抽象的ですが、まあ突き詰めればそんなところです。

それから、「カオスを保つ」ことと、「家を不潔にすること」は当たり前ですが全然別問題なので
がんばって清潔に保ちます。いつもすみません!(泣)

管理人
# by kiwamari | 2011-11-24 13:40 | キワマリTV